部屋が犬臭さいかも!? 原因と対策

自分のおうち、犬臭いと感じる事ありませんか?

犬を飼っている人の中でも、うちの臭いは全然大丈夫!全く無臭!なんて胸を張ってらっしゃる方もいますが、ワンちゃんも獣であり、少なからず臭いを発しています。最近は、小型犬や超小型犬を飼う方が多いのであまり気にならないのかもしれませんが、いくら綺麗に掃除をしても多少の臭いはついてしまいます。
犬は縄張り意識が強いので自分の縄張りとして臭いをこすりつけます。ワンちゃんの臭いがたっぷりついたそのお家は犬にとって安心できる場所という事なのです!

・・しかし!分かっていても、人間にはちょっときつい臭いの場合もありますよね。数日ぶりに帰ってきた時、窓を閉め切った我が家からぷ~んと漂ってきたり、ソファでくつろいでる時に風に乗って犬臭さが漂ってきたり・・。普段は生活の一部になって気にしなくても、考えてみればそんな経験ありますね。

部屋が犬臭くなる原因とは?

先程縄張りとして臭いを付けるとご説明しましたが、そもそも、部屋が犬臭くなる原因とは何でしょうか?

トイレのニオイ

トイレの躾をしっかりできるワンちゃんでも、留守中はうんちやおしっこなどの排せつ物はしたままになり、臭いを発する原因になります。

体臭のニオイが家具やカーペットに移る

また、体臭や耳、口、足の裏の汚れなどから臭いが出る場合も。縄張りとしてその臭いをソファーやカーペット、タオル類にゴロゴロしながら擦り付ければ臭いはどんどん広がります。部屋そのものが臭いというよりは、このように部屋に置いてあるものに臭いが付着する事で犬臭さを感じるのです。

加齢による体臭

更にシニア世代になると体臭が強くなり、部屋に臭いが付きやすくなるのも原因の1つです。

肛門腺の悪臭

時々お尻を床に擦り付ける、お尻を頻繁に舐めるといった行動をみたことはありますか?
この場合、肛門腺がうまく機能していないことから「むずむずする」「違和感」からこういった行動をとります。

本来、便をするときに一緒に肛門腺から液が分泌されるのですが、時にその分泌がうまく出来ないわんちゃんがいます。肛門腺を放置しておくと、ニオイの元となるだけでなく、肛門腺が破裂する可能性があるので、一度動物病院で肛門腺を絞ってもらいましょう。

部屋の犬臭さをなくす4つの消臭対策

1トイレ回りを清潔に保つ。
外出している時以外は、トイレをしたらすぐに片づけるように心がけましょう。
シートもすぐ交換し、トイレトレーは頻繁に洗って清潔に保ちます。また、おしっこが飛び散ったり、ついた足で歩きまわる事があるので、トレイ周りは綺麗に掃除をするとGOODです。
2.布製品を清潔に保つ。
犬がゴロゴロと臭いを付けるのに布製品は最適です!でも、それらが臭いを発する場合もあるので出来るだけ洗うようにしましょう。また、洗うのが面倒な時はソファを布から皮やビニールにするなど素材ごと変えてもいいですね。
3.空気清浄機を使う。
花粉症の時期に大活躍の空気清浄機ですが、犬の臭さにも実力発揮してくれます!フィルターをこまめに掃除してフル活用しましょう。
4.消臭スプレーを使う・
生活をしていればどうしてもニオイは付いてしまうものです。そのため、家具やカーペットに消臭スプレーを定期的に使うことで、カーペットなどに付いたニオイの元を断つ事ができます。ペット用の臭い取りスプレーを使うと効果的ですよ。

消臭スプレーを使う場合は、消臭力があるのはもちろん「犬が舐めても安全」「除菌効果がある」ものを選びましょう。

この記事を書いた人

OSUWARI編集部