犬の良質なドッグフード選びと適切な食事量とは

良質なドッグフード選び方

成犬のドッグフード選びでは、健康面と美しい被毛の維持について重要になります。

昔に比べ、今はどのメーカーも栄養バランスに優れた製品を研究していますので、つい市販のドッグフードのみの単品摂取になりがちですが、同じ犬種であっても毎日の運動量や生活リズムには個体差がありますので、毎日の愛犬の体調を見ながら、足りない栄養分があれば、補ってあげましょう。

パッケージをチェックしましょう

まずは主となるドッグフードのパッケージをよく見て、原材料に注目してみましょう。

ドッグフードは保存食とする為の加工品です。穀類、肉類、ビタミン、ミネラルが主となり、そこに保存料などの添加物が加えられています。この添加物が犬の体に良くないものなので、添加物の少ないフードを選ぶ必要があります。

パッケージの表示方法にも注目してみましょう。
新鮮で品質のよい食材を使っているフードには、牛肉や馬肉と何の動物の肉を使っているのか詳細に書かれています。単に「肉」と書かれているドッグフードには注意が必要です。

1ヶ月以内で食べきれる量を買いましょう

ドッグフードを購入する際に気をつけて欲しいのが、1ヶ月以内で食べきれる量を購入するか、または小分け密封された商品を購入することです。ドライフードの場合、開封すると時間の経過とともに、酸化が始まり劣化します。それが下痢や嘔吐、場合によってはアレルギーなどを引き起こす原因にもなります。

食事を与える回数と量は?

子犬の場合は消化力が未熟で内臓への負担もあることから、1日数回分けた食事が望ましいですが、成犬になれば、妊娠・出産期などの母犬の場合などを除いて、朝と晩の1日2回が望ましいでしょう。食事の時間は体内時計の目安にもなりますので出来るだけ毎日決まった時間に与えます。排泄のリズムなどを考え、散歩の前に与えるのも良いでしょう。

与える量については、犬の体重から算出された量がドッグフードのパッケージにかかれていますので、それを参考に与えます。運動量の多い犬は、参考量より多めに、老齢期になり運動量が少なくなった犬は少なめにと、摂取カロリーを調整してあげるようにしましょう。

犬の肥満にも注意が必要です

最近多く見られるようになったのが、犬の肥満です。良質のドッグフードが増え栄養状態が良い上に、更におやつを与える機会が増えたのが原因かと思われます。

本来ならおやつは特別なときに与えるだけで構わないのですが、日常的におやつを貰っているわんちゃんが少なくないのが現状のようです。

体重の増加は腰痛や股関節炎などの身体面の健康被害を招くだけでなく、肝臓や腎臓など内臓的に負担を与える原因にもなりかねません。

一緒に暮らすご家族で話し合って、個々におやつを与えないようにするなど、カロリーオーバーに気をつけるようにしましょう。

この記事を書いた人

OSUWARI編集部