チワワの「吠える」で悩む飼い主さんは少なくありません
小さくてとても可愛いチワワですが、どうしてもよく吠えるというイメージがあります。実際に飼っているチワワの無駄吠えに困っているケースはたくさんあります。
- 何かあるとすぐに吠える
- キャンキャンと高い声が響いて困る
- 近所迷惑になっていないか心配
と困っていませんか?
チワワがよく吠えるのは、チワワの臆病な性格が影響しています。
それがちょっとした物音や、人影に反応して吠え始めます。これは恐怖心からきている無駄吠えです。
他にもいろいろなケースが考えられます。うちのチワワだけどうして…というわけではなく、チワワを飼ってらっしゃる家のほとんどが経験した悩みだと思って、乗り越えていきましょう。チワワは賢い犬種です!しつけをしていけば必ず矯正はできますよ!!
チワワが吠える原因・理由
- 自分が家のリーダーだと思い、警戒心が強くなっている
- 飼い主との信頼関係が築けておらず、家でもつねに警戒している
- ストレス発散のために吠えている
チワワは体が小さい分、どうしても強く自分を見せようとします。それに警戒心が強いのも加わり、相手の見境なく吠える機会が多くなってしまうのです。ただし、しつけによっては吠えるのを減らすこともできます。
また、飼い主とチワワの間の主従関係がうまく構築されていない場合も無駄吠えが多くなります。このようなに関係性が原因であってもしつけで充分に対応できます。
他にもストレスが溜まって吠えることがあります。散歩はチワワにも必要です。1日30分以上は外に出して、外の空気を吸わせてあげましょう。外を歩くだけでもストレスの発散になります。逆にドッグランなどに行って他の犬に触れさせて遊ばせるのも続きすぎるとストレスになりますので注意してください。ここは飼い主の気の使い様です。愛犬の様子を注意して確認してください。
チワワの吠えるしつけ・対策
甘やかしは、無駄吠えの原因になるのでやめましょう
チワワの無駄吠えは、飼い主のしつけが甘くて無駄吠えが多くなっているケースがほとんどです。子犬の頃から毅然とした態度でチワワに対していれば無駄吠えが少なくなっているはずです。
チワワに意識させなければならないのは、人間の方が上だという上下関係です。子犬の頃に可愛がり過ぎて、ついつい甘くしているとチワワは自分がボスだと勘違いを始めます。
そうではなく、人間が上であること示していきましょう。
食事をするときも人間が先。家を出る時も人間が先です。散歩のときもリードウォークを意識しましょう。家で通路に寝ていたら自分が避けるのではなく、チワワにどかせるように指示してください。自然と主従関係を理解していきます。
しつけ中の無駄吠えに関しても中途半端ではチワワも戸惑います。叱る時はきっちり叱る。褒めるときは褒める。いつもは無駄吠えをしたら叱るのに今日は叱られなかったでは困ります。一貫した対応をし続けていきましょう。
天罰方式で吠えたがらなくする
天罰方式とは、吠えると大きな音をたてるなど犬がビックリすることをすることで「吠える=嫌な事が起こる」を覚えさせ、犬自ら吠えることややめさせる方法です。大切なのは、飼い主さんが行っていると気づかれないことです。飼い主がやっているとわかると、今度は飼い主に吠えたり、飼い主のいないところで吠えるようになってしまいます。
天罰方式については「犬の「吠える」-理由別で変わるしつけ方法3つ」を警戒心の「吠える」をやめさせる3つのしつけ方を参照してください。
どうしても直らない場合は、無駄吠え防止首輪を使おう
無駄吠え防止首輪とは、天罰方式と同じで、ボタンを押すと犬の首輪についた装置が作動し、振動や電気でビックリさせ吠えるのをやめさせるという首輪です。
飼い主との信頼関係が成り立っていないため、しつけができないというわんちゃんにはとても有効な方法です。
かわいそうと思う飼い主さんもいらっしゃいますが、言葉で言っても伝わらない相手には時に強い姿勢でしつけなければなりません。常に吠えて体力や精神力を消耗させるのであれば、このようなアイテムで人間社会に適応し、リラックスした生活が送れるようになる方がわんちゃんの幸せにも繋がっていくのです。
愛犬のチワワの無駄吠えで精神的に疲れてきたしまった…
自分では手がつけられない…
と感じているなら、一度試してみるのもいいかもしれません。
まとめ
- 甘やかさない
- 主従関係を正す
- 天罰方式・無駄吠え防止首輪でビックリさせる
一番の敵は「かわいそう」と思う飼い主さんの心です。犬も吠えて続けては疲れてしまいます。愛犬のチワワが吠える必要のない安心、リラックスできる環境・関係づくりをしていってあげましょう!!