子犬のおやつの時間と量について。また安全な商品の選び方

いつからおやつをあげていいの?

子犬におやつをあげる場合、まずはどんなものを選ぶのがよいでしょうか。子犬は身体が未発達で、内臓等もまだ小さく消化力も弱いので、離乳食が済んで普通のフードを食べられるようになってから与えるようにします。

どんなおやつをあげたらいいの?

まずは愛犬がどんな味や食感を好むのか知ることから始めましょう♪
ジャーキーが大好きな子やビスケットが好きな子など、わんちゃんいよってもおやつの好みが違います。

おやつの種類

ジャーキー

お肉を乾燥させたものです。わんちゃんたちが一番好むおやつではないでしょうか。

クッキー、ビスケット、チップ

ボーロやビスケットもわんちゃんに人気のおやつです。カロリーも少ないので気軽に上げられるのがポイントです!
野菜チップなら野菜の栄養も摂取することができますよ。

ガム

歯・歯茎を丈夫にするだけでけなく、デンタルケアにもなるので歯磨きの苦手なわんちゃんにおすすめです。

骨・ボーン

歯と歯茎を鍛えたれ、ストレス解消にもなります。

牛耳・豚耳
牛や豚の耳を乾燥させたもの。適度な硬さから、歯と歯茎を鍛えたれ、ストレス解消にもなります。
馬蹄・牛蹄

馬や牛の蹄(ヒズメ)です。歯と歯茎を鍛えたれ、ストレス解消にもなります。

フレーバーの種類

とくにお肉系やチーズ系の味が好まれる傾向にあります。

  • チキン
  • 野菜
  • ビーフ
  • フィッシュ
  • チーズ
  • 馬肉
  • ポーク
  • 鹿肉
  • ターキー

おやつを与える回数と時間帯

喜ぶからと量をたくさん与えすぎると、すぐお腹いっぱいになってしまい、肝心なご飯を食べなくなることも。おやつはあくまでも嗜好品なので、1日に1~2回程度、朝(昼)晩のご飯に影響しない時間帯で。1回の量は少なめにします。

1日に1回しかあげていないのに、ご飯を食べなかったり、消化不良を起こしたり、という場合、よく聞くと「実は他の家族も子犬におやつを与えていた」とうことが…家族全員からこっそり貰って、肥満犬になってしまった話もあります。おやつについても家族で相談して、与えすぎないように注意してください。

子犬のおやつの形状・素材

市販されている子犬のおやつを購入する際は、ドッグフードと同様、出来るだけ添加物の少ないものにします。長く日持ちするよう加工されているものが多いですが、その分、防腐剤が多めですので、少量パックに分けられた食べきりのものや、無添加のものを選びましょう。

子犬の歯は成犬と比べて、とても小さいのが特徴です。硬いものや大きいものは、子犬には不向きですので、硬さと大きさを考えた、その犬種に適した食べやすいものを選びます。

そのため、スナックやビスケット、クッキー、ガムなどがおすすめです。ジャーキーなどの硬いお肉を与える場合は、水でふやかしてからあげましょう。

子犬におやつをあげる時の注意

おやつの与えっぱなしはNG!

成犬のおやつの中には、歯磨き効果の得られる硬いものや、ガムなどの長くもつ、噛み応えを重視するものがありますが、子犬の場合、かけらがのどに詰まったり、あごを悪くする事故が起こる可能性がありますので、与えっぱなしにするおやつは避けるようにします。

人間のおやつは、体調不良・病気の原因に

また市販のおやつの中には、人間の食べるものと見た目が変わらないものがあります。だからといって、人間のもの犬に与えてはいけません。人間世のおやつには糖分や塩分が多く含まれており、それを犬に与えてしまうと、体調不良の原因となります。犬用のおやつは糖分や塩分はカットされて製造されています。

犬のおやつを手作りしてみては?

一番簡単なのが野菜をゆでたものがお勧め。にんじんやジャガイモを茹でたものならば、添加物も一切ありません。また市販のレシピ本もたくさんありますので、挑戦してみてはいかがでしょうか。

しつけのアイテムとしておやつを使うには?

子犬のしつけにおやつを使うのも有効です。基本的なコマンド「おすわり・まて・ふせ」などを教えるとき、出来たご褒美としておやつを使ってみましょう。

しつけのご褒美として与える際に市販品のおやつを使う場合は、その形状を更に半分に切り分けるなど、出来るだけ小さくして与えるようにします。もの足りない?と思うかもしれませんが、もの足りないからこそ、犬はおやつに集中して繰り返し練習するのです。

コマンドを教える際は、繰り返しの反復練習が必要になりますので、その度に与えていると、すぐにお腹いっぱいになってしまいます。少し意地悪かもしれませんが、小さなおやつを上手に利用してみましょう。

まとめ

おやつは、単に美味しいお菓子だけではありません。しつけのご褒美、飼い主とのコミュニケーションツールなどわんちゃんと一緒に生活にのにとても大切なものです。

ぜひ、愛犬の大好きなおやつを見つけてあげてください!ただし、与え過ぎにはご注意を。

この記事を書いた人

OSUWARI編集部