子犬が餌を食べない時の原因と対処法

餌を食べない時に考えられる原因

今まで食べていたのに食餌を食べなくなる時期がある事があります。飼い主にとっては心配にもなりますし、病気の可能性も考えますよね。その原因には4つの原因があります。

  • (1) 体調不良
  • (2) 誤飲
  • (3) ストレス
  • (4) 反抗期

体調不良

体調不良から食欲不良となり、食べる事をしなくなるケースがあります。1日経過を見てそれでも食べない場合は動物病院へ連れて行きましょう。

その際はできるだけ詳しい状態を説明できるようにすると体調不良の原因も判明し易くなります

誤飲

犬という動物は何でも口に入れてしまう動物で、それは子犬の頃も同じです、。

目に入ったものを何でも口に入れるので、口に入れやすいような物を床などの届く範囲に置かないようにします。

もし、誤飲したと思ったら直ぐに動物病院へ連れて行きましょう。

誤飲すると物の大きさによりますが、喉や胃腸で詰まってしまう事も考えられるので注意してください。

慌てないで!犬が誤飲したときの応急処置法

ストレス

人と同様に、犬もストレスを感じます。

環境の変化やコミュニケーション不足、運動不足などが原因で食べなくなる事もあります。

反抗期

犬にも反抗期があり、犬種によって違いますが生後6か月から1歳ぐらいの間で反抗期は来るといわれています。

犬は群れで生活する動物なので、人との生活の中でも上下関係を築きたいと思う動物です。わざと反抗的な態度を取り、その反応によって飼い主や家族が自分よりも上なのか下なのかを判断します。

その結果、自分の方が上だと思ったらわがままになってしまい、吠えたり、噛んだりしてしまう事もあります。それを防ぐ為には飼い主や家族がしっかりとしたリーダーシップでどちらが上なのかを理解させる事です。
厳しく接する必要がある場合は、可哀想だとかは思わずに毅然とした態度を示す事が重要です。

この他にも原因として考えられるのは、食餌量が多い、ふやかす時間が短すぎたなどが考えられます。

対策

原因を突き止めたら、その原因を取り除くようにします。

体調不良や誤飲の場合は動物病院に連れていく事で原因は判明できるはずです。ストレスもそのストレスに感じている事を取り除くか、慣れるまで待ちましょう。

食餌量が多いのであれば様子を見ながら減らして、ふやかす時間が短い場合はふやかす時間を一番長くしていた時間まで戻し、程度の時間を見つけましょう。

ふやかすのを止めるとそれまでのドッグフードと違うので迷ってしまい食べなくなる事も考えられるので、その時は再びふやかして食べさせてみましょう。

反抗期だと思ったら、ふやかしたり、他の物を食べさせるのは逆効果です。

自分の為に飼い主や家族が動いてくれると思い、自分の方が上だと思ってしまう原因となります。

その時に一番効く方法は無視する事です。食べないのであればさっさと片付けて、その後も一切無視します。1食ぐらいであれば食べなくても大丈夫です。

犬にとって飼い主に無視されるのは一番嫌な事です。もちろん、飼い主にとっても心が痛む行為ですが、犬の為だと思って我慢しましょう。

まとめ

子犬が急に食べなくなると、飼い主としてはパニックに近い心理状態にもなりますが、慌てることなくその原因を探りましょう。

体調不良や誤飲などでなければ、慌てることなく様子を見てみましょう。どうしてもおかしいと思えば動物病院へ連れて行きましょう。でも、不安ですよね。その時は動物病院へ一度連絡して状況を伝えてどうすればいいのか指示を受けて行動します。

自分の中ではどうしても悪い方向へ考えてしまうものです。一度人に話せば、冷静になりますし、話す相手はプロなので的確な判断や指示をしてくれます。

子犬が食べないのには食べない理由がありますが、ほとんどが問題ない場合の方が多い傾向にあるので、あまり重く考えないようにしましょう。

この記事を書いた人

OSUWARI編集部