犬の寿命はどのくらい?
犬の平均寿命は10~15歳くらいです。犬種によっても大きく異なります。
人気の犬種のチワワの平均寿命は14歳、ダックスフンドは平均寿命は13歳、柴犬で平均寿命は10歳ほどです。
意外と思われる方も多いのですが、大型犬よりも小型犬の方が平均寿命が5年ほど長くなります。
これはあくまでも平均値です。飼育の環境で大幅に前後します。
犬の寿命を延ばすポイント
愛情をしっかり注いで飼育することが大切ですが、飼い主によっては間違えた見解の方もいますので注意してください。
餌の与え過ぎは寿命を縮めます
飼い主がしっかり体重管理をしましょう。肥満は大敵です。
欲しがるからと言ってその都度与えないようにしましょう。1日の量は必ず守ることが大切です。
適度な散歩が大切です
散歩をすることで犬はストレスを発散します。30分ほどの散歩を1日2回は頑張りましょう
年齢に見合った食事をとりましょう
シニア用の年齢になったら餌を低カロリー、高たんぱく質なフードに切り替えます。
人間の食べ物は与えない
人間の食べ物は高カロリーなものが多いです。味をしめるとキリがなくなります。
その犬特有の病気に注意しましょう
日々、飼い主がチェックします。耳が垂れている犬は耳の病気にかかりやすいです。
検診を受けましょう
年に1回のバースデードッグなどの定期健診を受けて身体の状況をしっかりと把握しましょう。
犬はペットというよりも家族そのものです。出来るだけ健康で長生きしてほしいというのが飼い主の一番の願いだと思います。そのためには犬種の特徴をしっかり把握すること、寿命を延ばすために必要なことは何なのかをしっかり飼い主が理解する必要があります。しつけ同様に飼い主のかかわり方で愛犬の寿命も大きく左右されるということをぜひ肝に銘じてほしいと思います。
寿命が長い犬種は?
寿命が長い傾向にある犬は小型犬に集中しています。
【1位】チワワ 平均寿命は14歳
【2位】ミニチュアダックスフンド、ヨークシャテリア、トイプードル、マルチーズ 平均寿命は13歳
【3位】シーズー、パピヨン、ミニチュアシュナイザー、フレンチブルドック、ボストンテリア etc 平均寿命は12歳
同じ犬種でも平均寿命が変わる場合があります。
・屋外で飼育するよりも屋内で飼育する場合の方が寿命が長い傾向があります。
・血統書付の犬よりもミックス犬の方が寿命が長い傾向があります。
・去勢や避妊の手術をした犬の方が寿命が長い傾向があります。
・オスよりもメスの犬の方が寿命が長い傾向があります。
なぜ大型犬の寿命は短いの?
小型犬の平均寿命が15年と言われているのに対して大型犬の平均寿命は10年と言われています。
大型犬で10年以上生きるのは全体の20%を下回るそうです。もちろん生活の仕方次第で大きく上下していきます。平均寿命が9歳のゴールデンレトリバーでも19歳まで生きた記録があります。
大型犬の寿命が短いのは、小型犬以上に病気のリスクが高いことがあげられます。心臓や肺が見た目以上に弱いからという説もありますし、屋外で飼育するケースが多いので、小型犬よりもストレスにさらされやすいからという説や、屋内の小型犬よりもノミやダニの被害を受けやすいからという説もあります。ドッグフードを食べる量が小型犬よりも多いからとも聞いたことがあります。
大型犬を飼育する場合は、成熟期まではゆっくりですが、老化するペースが小型犬よりも早いことを忘れずにいましょう。早い時期からのケアが必要です。
犬の寿命のギネス記録
【世界の寿命最長ギネス記録】
オーストラリアン・キャトル・ドッグ 29歳と160日 ブルーイー 1939年に永眠
★公式記録ではありませんが、イギリスのラブラドールが29歳と193日という記録も残っています。
【日本の寿命最長記録】
柴犬(ミックス犬) 26歳と9ヶ月 プースケくん 2011年に永眠
★世界の歴代9位という記録です 人間の年齢に換算するとなんと129歳です