初めての犬のトリミング!カットの頻度と自宅で出来るケア

トリミングとは?

そもそもトリミングの目的とはなんでしょうか?
トリミングの目的はノミやダニ、怪我や病を予防する、被毛を衛生的に保つ、熱中症予防、外見を美しくするなどです。

トリミングを必要とする被毛の長い長毛犬種は、他の犬種に比べて、怪我や病気を見つける事が難しく、被毛が長い為に熱を蓄積し易い為に熱中症になる可能性が高くなります。トリミングはオシャレや被毛の守る為に行うだけが目的ではないのです。

似たような意味で『グルーミング』があります。グルーミングは、犬の被毛に対するお手入れのことです。そのため、トリミングや耳掃除、シャンプーなどもグルーミングに含まれます。

トリマーを利用するにしろ、自宅で行うにしろ、愛犬の健康状態を把握する事やコミュニケーションの機会にもなるのでトリミングをする必要がある犬種は行いましょう。

トリミングが必要な犬種

トリミングが必要な犬種はプードル、マルチーズ、ヨークシャー・テリア、ラサ・アプソ、シー・ズー、オーストラリアン・シルキー・テリア、シュナウザー、ビション・フリーゼなどがいます。

もともとは長い被毛をしている犬種や被毛が硬いワイアー犬種が多いようです。

トリミングの時期と頻度

毛の伸びる速さなど個体差はありますが、一般的に3か月に1回のペースで行います。

子犬の場合は、最初のトリミングはワクチン接種が終わってから行いますので、生後3か月を過ぎてからサロンにいきましょう。

トリミングの料金

トリミングは店舗やサービスの内容によって料金が変動しますが、犬種の中でも大きさによっても変動する事もあります。

サービスの内容は、シャンプーやリンス、カット、爪切り、耳掃除、髭カット、肛門絞り、肉球の無駄毛のカットなどがあり、トリミングの料金は3000~10000円ほどになります。

自宅でトリミングはできるの?

トリミングにはクリップを使うクリッピングやハサミを使うカッティングなどの特別な技術が必要となり、それを専門的に行っている人をトリマーといいます。

自宅で行えることもありますが、専門的技術もあるので自宅で行える範囲外に関してはトリマーを利用した方が飼い主にとっても犬にとっても負担がかかりません。

自宅でトリミングを行う

全ての過程のトリミングを家庭で行う必要はありませんが、自宅でできる範囲を行うとトリミングにかかる費用を抑える事ができます。

自宅でトリミングを行う時に必要なもの

トリミングの際に利用するグッズはピンブラシ、コーム、カットバサミ、バリカン、鉗子などを用意します。

ピンブラシはブラッシングの際も使用する長毛犬種に使うブラシで、毛並みを整える際に使うコーム、無駄な被毛をカットするカットバサミ、耳の無駄毛を取るのに使用する鉗子、肉球などの無駄毛を剃るバリカンをトリミングする際には用意しましょう。

 カットをする場所は、肛門周辺、足裏、耳、目の周り、肢や胸、尻尾の飾り毛などで、胴体の方は失敗すると外見が悪くなるのでプロであるトリマーに任せるのが無難でしょう。

目や耳を行う際は犬が動いて目や耳を傷つけてしまわないように慎重に行います。

耳の無駄毛をカットするのが難しい場合は医療道具である鉗子を使用しましょう。

トリミングに慣れていない場合はゆっくり時間をかけて行い、愛犬とのコミュニケーションを取りながら行いましょう。もし、愛犬が興奮している場合は、トリミングは行わないか時間を空けて落ち着いつからカットを始めましょう。

この記事を書いた人

OSUWARI編集部