チワワに噛まれて流血することも!?
チワワは、用心深く縄張り意識の強い性格
チワワは大きな目と耳が印象的なとても小さな犬です。基本的には飼い主に対して忠実です。飼い主に噛みついたり吠えたりはしません。また、活発で好奇心旺盛です。用心深く、また臆病な部分もあり、他のひとに懐くことはほとんどありません。
縄張り意識が強く、動作も機敏なので自信があるのか、大きな犬にも動じず堂々と立ち向かいます。勇敢なところは番犬向きです。飼い主には甘ったれなところもあり、そのギャップがまた可愛らしいのでしょう。
飼い主に懐かないと怒って噛まれることも
幼い子犬の頃にしっかりとしつけをしておくと、そこまで手がかからない犬種です。
ただし、うまくしつけができないとよく吠える、よく唸る、よく噛みつくチワワになってしまいます。小さいですが本気で噛むと飼い主の手から流血することも珍しいことではありません。
時間が経過するとまた普通に戻って甘えてくるので飼い主もどうしていいのかわからなくなるようです。どういう状態でも飼い主には唸らない、噛みつかないようにしつけなければなりません。
チワワの噛みぐせに悩んでいる飼い主さんは「犬が噛む時のしつけ方!5つのパターンからみる対処法」も読んでみましょう。
うーと唸りすぐに怒るチワワは何が原因?
不審な人物や音に怒っている
チワワがなぜ怒っているのか、近くに見慣れぬ人影はないか注意してよくみてみましょう。聞きなれない音がしているかもしれません。
飼い主に怒るのは自分がリーダーだと思っている
何の異変も無いのに飼い主に唸って怒っているのは問題があります。自分がボスだと思っている可能性があります。主従関係が逆転していると、気に食わなかったり、別のことをしてほしくなると唸ります。
「もう頭を撫でるのはいい加減にしろー」だとか「はやくお腹をさすれー」とかです。
ちなみに自分がボスだと思っている犬はその緊張感と責任感からなのか寿命が短くなるそうです。上下関係を改めて見直しましょう。一緒の目線で遊んでいたり、一緒に食事をしたり、一緒に寝ているとその傾向が強くなるようです。
主従関係を正すには、「犬にバカにされてない?主従関係更生カリキュラム」を参考にしてください。
社会性が身についていない
または、チワワの社会化の経験不足が考えられます。
あまり外にださなかったり、他の犬と触れ合う機会がないのではないでしょうか?
子犬の頃からひとりでいることが多く、怖いと思ったら唸るとか噛むという行為を繰り返していると、怒りやすい性格になってしまいます。
子犬の頃に散歩に頻繁に出かけ、いろいろな刺激を味わい、経験させておいたほうが将来のためになるということですね。
チワワの無駄吠えに悩まされている方は「犬の「吠える」-理由別で変わるしつけ方法3つ」も読んでみましょう。
怒るチワワのしつけ方
まずはしっかり、チワワと「お手」「おかわり」の訓練をしましょう。手を出しても怒らない。噛まない状況を作り出します。おやつも上手く活用しながら、チワワが安心してお手ができるようにしましょう。しつけの第一歩です。
それでも突然、チワワのスイッチが入って唸り始める、噛みつくという行為がある場合は、プロにお願いしたほうがいいかもしれません。だたし、チワワを預けるのではなく、飼い主さんと一緒に訓練するしつけ教室をおすすめします。
飼い主さんとの主従関係ができていないと家に戻ったら元に戻ってしまいますよ。
自宅でできる怒るチワワのしつけ方をいくつかご紹介します。
マズルコントロール
身動きが取れない状態にして、マズルを押さえる。このとき、低い声で「だめ!」と言います。しばらく力づくで押さえつけておいてください。これでかなりの効果があります。
かわいそうに思えるかもしれませんが、この方法は本来母犬が子犬にしつける時に使う方法なのです。
お腹を見せさせ、飼い主が上だと教える
チワワをひっくり返してマウンティングポジションをとり、押さえつける方法です。このとき、必ず目をみながら行います。
すぐに降参するチワワもいれば20分以上粘るチワワもいるようです。目がトロンとしてきたら降参の合図ですから、離してあげましょう。
犬がお腹を見せるということは、降参を意味します。そのため、無理矢理ではありますがお腹を飼い主さんに見せることで、自分(チワワ)の立場の方が下だと認識させるのです。
他にも主従関係を正す方法はあります。詳しくは「犬にバカにされてない?主従関係更生カリキュラム」を参考にしてください。
チワワが怒るのは主従関係ができていないから
チワワが飼い主さんに唸ったり、噛んだりしようと怒っているのは、自分の立場の方が上だと思っていからです。
- 甘やかしている
- チワワの要求に応えている
- チワワを怖いと思ってしまっている
などの行動がチワワに誤解を与えているのです。
ますは、飼い主さんがチワワに対する態度を変え、飼い主さんがリーダーであることを認識させることです!
チワワとは、もともと飼い主さんい忠実な犬種なので、一度しっかりとした信頼関係を築くことができれば、問題を起こすことは少ないでしょう。威嚇時間が短く、突発的に興奮するのがチワワの特徴ではあります。しかし、飼い主に攻撃的になるのは信頼関係が絡んでいると考えたほうがよさそうです。
改めてチワワと飼い主の関係を見直し、しっかりとした主従関係を構築しましょう。怖いといった感情も犬は感じ取り「自分におびえている=自分が上」と認識してしまいます。堂々とした態度が重要ですよ!
間違ったしつけ方をしていませんか
チワワが怒ったり吠えることで、叩いたり、大声で怒鳴るなどしていませんか?
また、どうやっても直らないという場合は、飼い主さんのしつけ方が間違っていることがほとんどです。
自分では正しくやっているつもりでも、実は間違った方法だった…まったくしつけになっていなかった…なんてことも珍しくないのです。
しつけ教室に行くのもいいですし、プロのしつけDVDをみるだけでも驚くほど違います。
どうしても直らなくて、ストレスを感じてきてしまっているを思ったら、関係が修復できなくなるまえに試してみましょう。
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