老犬だからこそ必要なお散歩!気をつけるポイント8つ

散歩に行かないと老化が進行する?

年をとると、どうしても寝ている時間が多くなってきます。さらに、老化の症状として散歩に行きたがらなくなっていきます。
すると運動量が減り筋肉が衰え、脳への刺激、生活のメリハリがなくなるので、老化が進行していきます。

散歩をすることで、犬は他の犬情報(おしっこやうんちを嗅いだりして)を収集したり、外の空気や音で脳が刺激されます。
こういった脳への刺激がなくなると、認知症などの進行を早めるのです。
⇒犬の認知症について

さらに、足腰が弱くなってきているからといって散歩を控えてしまうと、筋肉や関節が弱くなり、さらに動くことさえできなくなり、寝たきりになってしまいます。もちろん、運動のやりすぎは体に負担をかけてしまいますが、毎日の散歩ぐらいは長生きするには必要な運動なのです。
⇒年齢と共に発症しやすい犬の関節炎

老犬と散歩をする時の注意点

散歩が必要といっても、若い頃のような散歩はできません。飼い主さんが気にかけてあげましょう。

  • 犬のペースに合わせてゆっくり歩く
  • すぐに疲れてしまうのであれば、休憩を多くとったりこまめにとる
  • 気温に気を配る
  • 足に負担のかからない、芝生や土の上、砂浜を散歩コースにする
  • 視力が衰えたら、散歩コースは変えない
  • 散歩に行きたがらない、歩かない時は、スペシャルご褒美をあげる
  • 歩けなくても、カートなどで外に連れて行ってあげる
  • 体調が悪い時は無理をしない

犬のペースに合わせてゆっくり歩く。休憩を多くとったりこまめにとる。

わんちゃんに合わせてあげることが大切です。
歩く速度をゆっくりにしてあげたり、距離を短くしてあげましょう。
また、息があがったり、疲れた様子を見せたら、無理をさせずに休憩をとったり抱っこしてあげてください。

気温に気を配る

暑い夏や寒い冬は特に気温に気をつけてあげましょう。

夏の場合は、日が落ちた夕方、夜にお散歩に行くなどの工夫を!
また、冬は洋服を着せてあげるなどの防寒対策もしっかり行いましょう。

足に負担のかからない散歩コース

硬いアスファルトは、犬の足に負担をかけてしまいます。
公園などの芝生や砂の上で散歩をするといいでしょう。また、足腰に負担のかかる坂道、階段などは避けましょう。

視力が衰えたら、散歩コースは変えない

視力が落ちてくると散歩に行きたがらない子も増えてきます。しかし、飼い主さんがしっかりリードして、不安を解消してあげることが大切です。

散歩コースを変えないようにしたり、リードを短く持って飼い主さんの真横を歩かせる、歩きながら声をかけてあげるようにして安心させてあげましょう。

歩けなくても、カートなどで外に連れて行ってあげる

歩くことが困難な場合は、外の空気を吸わせてあげたり、日光浴をさせてあげるためにカートなどを使ってお散歩に連れて行ってあげましょう。
それだけでも、犬にとってはストレス解消になったり良い刺激になります。

老犬の散歩まとめ

老犬になったからといって散歩は無理をしない程度にいきましょう!!
それが、健康・長生きの秘訣でもあるのです。
飼い主さんがサポートしてあげて楽しいお散歩に連れて行って上げてくださいね!

歩けなくてもお外の匂いや空気を吸うだけで楽しくなるの!飼い主さんは大変かもしれないけど、頑張って連れて行ってほしいな

この記事を書いた人

OSUWARI編集部