犬の長生きは、食生活で大きく変わってきます。愛犬のために飼い主ができる6つのこと

犬は長生きしてどれくらい?

犬の平均寿命を見ていくと、大型犬よりも小型犬のほうが寿命が長いことがわかります。小型犬で12~14歳。大型犬で10歳ほどが寿命とされています。ただし、健康に注意して生活していけば、寿命も延びます。ギネス記録の犬の寿命は29歳だそうです。ちなみに日本で見ていくと、小型犬ではチワワが25歳まで生きたという記録が残っていますし、中型犬では柴犬が21歳まで生きたという記録もあります。大型犬ではゴールデンレトリバーで19歳までの記録があります。みんな平均寿命の倍近くを生きていたことになります。寿命を大幅に延ばすことは充分可能な話ですが、愛犬ばかりに押し付けてはいけません。愛犬の長生きには飼い主の係わり方がとても重要です。

愛犬を長生きさせる秘訣とは?

犬の長生きのためにはいくつかのポイントがありますので、そちらをまとめてお伝えします。

①食事
なんといっても食事は重要です。これにつきましては次の本文にまとめております。
食欲がないという場合は「老犬の食欲がない原因と対処法」を参考にしてください。
犬の食欲不振で考えられる病気と対処法

②ストレスを減らす
ストレスにさらされていると寿命が短くなるようです。同じ犬種でも屋外犬よりも屋内犬の方が寿命が長いのはそのためです。例えば、気温です。屋内の方が適温で且つ一定になっています。また車の音や子供の声など敏感に反応する犬もいます。なるべくストレスのかからぬように配慮してあげること。これが犬を長生きさせるポイントのひとつです。
犬のストレス解消法ー症状と原因

➂睡眠をしっかりとる
犬は浅い眠りの時間が長いです。暗闇で安心して眠れる環境を整えてあげましょう。人間もそうですが、睡眠をしっかりととることは大切です。
犬の睡眠時間についてー愛犬に良い睡眠をとらせていますか?

④運動(散歩)する
運動不足も犬には大敵です。すぐに肥満になってしまいます。し過ぎも逆効果ですが、散歩は毎日適度に行ってください。愛犬のストレスを減少させることにも繫がっていきます。
犬の散歩の仕方。時間、リードの持ち物、歩き方

⑤動物病院で定期的に健康診断する
バースデードッグなどのサービスがある動物病院もあります。年に一度の健康診断は欠かさずに行いましょう。シニアになれば半年に一回など感覚を短く設定していきます。病気は何事も早期発見、早期治療が大切です。手遅れになる前に早期発見、早期治療を目指しましょう。

⑥腸内環境を整える
食物繊維を少量摂取していくことが考えられます。ヨーグルトなども与えると効果があるでしょう。現在では整腸作用のあるサプリメントもあります。腸内環境を整えると大幅に寿命が延びますので、ぜひ意識して対応していっていただければと思います。

犬を長生きさせるための食事

質のいいフードを与えること!古いフードはNG!

犬の長生きには食事は欠かせない要素になってきます。もちろん栄養のある食事をとっていくことが大切です。今の時代はドッグフードも昔に比べ改良されて、品質の良いものになってきました。充分な栄養をドッグフードだけでとっていくことができます。ただし安価なドッグフードは注意が必要です。安価には安価なりの理由があります。愛犬の長生きのためにも品質の良いものを与えてあげてください。

また、適量というものを意識してください。食べ物を食べ過ぎてしまっては、品質の良し悪しに係わらず肥満になってしまいます。
人間と同じように犬も肥満になると糖尿病関節炎骨折などのさまざまな病気を発症する原因になります。老犬の場合成犬の時に比べて運動量が減りますから、消費するエネルギーも少なく、肥満になりやすいので注意しましょう。
犬の肥満は『病気』です。肥満チェックと対策

またフードにつきましてはなるべく新鮮な状態で与えましょう。ドライフードでも開封後三週間を目処にしてください。劣化した物(酸化した物)を食べると、胃腸炎や肝臓への負担になり、病気を引き起こすきっかけになってしまいます。

基本的には飼い主の愛犬への係わり方次第です。長生きしてもらうためにも食事の量や質、睡眠や散歩といった日々の日課にも目をしっかりと向けて、的確な対応をしてください。犬の健康維持には絶対的に意識の高い飼い主が必要なのです。愛情を持って接するだけでなく、必要な知識をもって愛犬に係わってあげてください。

いつものフードに栄養をプラスで長生きサポート!

私たち人間も長生きのために、いつもの食事だけでなく漢方や青汁など健康食を食べますよね?
それと同じで犬もサプリメントなどの健康食で長生きをサポートすることができます。

愛犬の食事に不安がある、免疫力が低下している、老化を感じるようになったわんちゃんに、いつもの食事だけでなくサプリメントで長生きをサポートしてあげましょう。

この記事を書いた人

OSUWARI編集部